[1] 未勝利クラスからG1クラスまでの全クラスの最も良いペース配分で走ったと思われる馬の
走破タイムとその時の上がりタイムをグラフにプロットします。
レベルの高い馬は原点の方に位置し、レベルが低くなるにつれて右上方に上がっていきます。
この関係を式で表わします。
[2] 次にレベルの同じ馬(同一クラスの馬)の走破タイムと上がりとの関係をグラフにプロットします。
上で述べたようにスローペースでもハイペースでも走破タイムは遅くなるので、
これはU字型のような形になります。(私は双曲線で近似しています)
[3] 1と2の図を重ね合わせる。
その時 [2] の極値を [1] に沿って平行移動させて、実際の走破タイムから理論上のベストタイムを求める。
これは私が20年近く前に自分であみ出した方法です。ずっと使っていたのですが、
現在は、上記の方法ではなく、下記の方法を用いて計算しています。(まぁ、理屈は同じなんですけど、、)
「TARGET frontier JV」 の作者 BLITZ さんが提唱した 「PCI」 を用いて、走破タイムを補正しています。
PCI とは、ペースチェンジ指数 の略で、
前半のペースと後半のペースが、ラスト600mでどれだけ変化したかを指数で表したもの。
「ペースチェンジ指数」で検索すれば、詳細な意味や使用法が一杯出て来ますので参考にしてください。
この指数を用いてスローペース、ハイペースな走破タイムを、最適なペースで走った場合のその馬の最速タイムを割り出しています。
その計算式はちょっと複雑なので、ここでは割愛させてもらいます。
どうしてこの様な方法を思いつき導入したか。
2chの掲示板で PCI を話題に話し合っているのをみたからです。
馬の能力比較をする場合、どうしてもそのレースのペースが問題になる。どうすればペース補正ができるのか?
そんな話題だった。
よせば良いのに私もしゃしゃり出て、色々書き込んでしまった。(お邪魔虫だったような・・)
その詳細を原文のまま載せますので、興味のある方はどうぞ。導き方の詳細が書かれています。
ちょと長いので、二つに分割します。
0〜297 ← 前置き
298〜417 ← 本文 ここから私が登場。こう云うのに不慣れで、晒すのは恥ずかしいのですが。