能力指数について

   私独自の指数ですが、巷に溢れているスピード指数と考え方は似ています。

   走破タイムは、未勝利 →  500万 → 1000万 → 1600万 → オープン の順にタイムが速くなっています。 
    こちら を参照。
   各馬のタイムがどの辺に位置するかを指数で表した値が 能力指数 です。


 

能力指数の計算方法

   コースの形状、馬場状態、距離等の問題で単純にタイム比較が出来ません。
   よって
   (1) クラスごとの基準タイムを設定する。(競馬場ごと違う)
   (2) 基準タイムと実際の走破タイムとのタイム比較により、
   (3) そのレースの馬場状態指数を算出します。
   (4) 馬場状態指数と走破タイムにより、各馬の能力指数をレース単位で逆算する事になります。
 

能力指数の長所

   競馬場、距離、馬場状態 に関係なく能力比較が可能になる。
 

能力指数の短所

   数え上げれば限りが無い位有りますが代表的な物は
   (1) ペースが遅いと走破タイムが遅くなり、能力指数が低くなる。
      ラスト3ハロンの上がりタイムに依りペース補正をしています。
   (2) 番組編成でレベルの低いレース(牝馬限定等)ばかり組まれていると実際より高く計算されてしまう。
      逆も同じ。 レベルが高いレースが多いと能力指数は実際より低くなる。
   (3) 内側・外側の馬場状態の差は考慮出来ない。
      移動柵等
   (4) ダートコースへの散水に依るタイム変化に対処できない。
      何時どのくらい散水されたか発表されないから。
      タイム変化が極端な場合は馬場状態指数の変化より推察出来る場合も有ります。
   (5) 各馬のコース取りによる走行距離差は考慮されていない。
      内と外では10馬身位違う筈


能力指数の利用法

 一レース毎に指数を表示してますので、その並びを見て次回どの位走るかを、各々の判断で推測が可能です。
 例えば、
   (1) 500 → 600 → 700 と言う風に上昇していたら、次は 800 ではないか?
   (2) 休み明けから指数が上昇していたら、休む前の指数を参照する。
   (3) 休み明けでの出走の場合、前回の休み明けの指数はどうだったか?
   (4) ダートと芝の指数の差は? 又 距離はどうか? 等
 色々判断が出来ると思います。

 自分の方法で狙う馬を選び出す事は、競馬の楽しみですので 是非挑戦して下さい。

 

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